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電力量計交換

山陰の1月では珍しい?
青空が広がるよい天気で、
温度も9度ほどあった今日は、
ことしが遷宮の出雲大社近くのお客様宅へ出かけまし。

太陽光発電を設置されて今年が10年目
一般家庭では、
電力会社から買った電気の量を見る電力量計は1個ですが、

太陽光発電を設置されると、
売った電気をカウントする電力量計を付けます。

このメーターは車の車検のように、
一定期間使うことができ、
10年使用したものは検定を受けた電力量計にしなくてはいけません。

そのメーターを交換で伺いました。


「もう10年か~」
「いや~当時に比べると、お互いちょっとくたびれてきたね~」

ちゃな話から、
「当時に比べると、たくさん付く時代になったね~」
「当時は近所の人から不思議がられていたいたもんだ」

などなど、私もバリバリの頃を思い出させていただきました。
ちなみに、このお客様の家では、
年間15~16万円程度売電収入があるようで、
「何もせずに入ってくる収入だからありがたいね」と話されていました。



話変わって、
出雲大社近隣で正月「吉兆さん」という行事が行われます。
数年前、この行事の役員が回ってきて、
その時の大変さを伺いました。
16年毎に回ってくるので、何をどうしたらわからない。
経験者に聞いても、昔のことでほとんど忘れている。

ここでも、少子高齢化や経済状況など
いろいろな影響で開催が難しくなっているそうです。

「文化の継承」する難しさ

このことは、松江でも
12年ごとに行われる日本3大船神事「ホーランエンヤ」でも同じ
5つの地域のほとんどが、少子高齢化と人口減
市の観光課や見る側の市民からは、
毎年開催なども要望する声もあるようですが、
実際にされる側からすれば
「しゃんこと、無理だわや!」


遷宮で賑わい、門前町も道路など整備され綺麗になりました。
吉兆さんに限らず、10年過ぎて、誰も年を重ねてきました。
10年の間に近くにあったスーパーがなくなり、
遠くまで買い物に行かなければならなくなった。

人の加齢は、街の加齢でもあるのだと。

太陽光発電の10年の節目に、
こんなことを感じた1日でした。
by dandaneco | 2013-01-11 17:37

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