2013年 01月 11日
電力量計交換
青空が広がるよい天気で、
温度も9度ほどあった今日は、
ことしが遷宮の出雲大社近くのお客様宅へ出かけまし。
太陽光発電を設置されて今年が10年目
一般家庭では、
電力会社から買った電気の量を見る電力量計は1個ですが、
太陽光発電を設置されると、
売った電気をカウントする電力量計を付けます。
このメーターは車の車検のように、
一定期間使うことができ、
10年使用したものは検定を受けた電力量計にしなくてはいけません。
そのメーターを交換で伺いました。
「もう10年か~」
「いや~当時に比べると、お互いちょっとくたびれてきたね~」
ちゃな話から、
「当時に比べると、たくさん付く時代になったね~」
「当時は近所の人から不思議がられていたいたもんだ」
などなど、私もバリバリの頃を思い出させていただきました。
ちなみに、このお客様の家では、
年間15~16万円程度売電収入があるようで、
「何もせずに入ってくる収入だからありがたいね」と話されていました。
話変わって、
出雲大社近隣で正月「吉兆さん」という行事が行われます。
数年前、この行事の役員が回ってきて、
その時の大変さを伺いました。
16年毎に回ってくるので、何をどうしたらわからない。
経験者に聞いても、昔のことでほとんど忘れている。
ここでも、少子高齢化や経済状況など
いろいろな影響で開催が難しくなっているそうです。
「文化の継承」する難しさ
このことは、松江でも
12年ごとに行われる日本3大船神事「ホーランエンヤ」でも同じ
5つの地域のほとんどが、少子高齢化と人口減
市の観光課や見る側の市民からは、
毎年開催なども要望する声もあるようですが、
実際にされる側からすれば
「しゃんこと、無理だわや!」
遷宮で賑わい、門前町も道路など整備され綺麗になりました。
吉兆さんに限らず、10年過ぎて、誰も年を重ねてきました。
10年の間に近くにあったスーパーがなくなり、
遠くまで買い物に行かなければならなくなった。
人の加齢は、街の加齢でもあるのだと。
太陽光発電の10年の節目に、
こんなことを感じた1日でした。
by dandaneco
| 2013-01-11 17:37