2009年 06月 13日
風の谷は霧
風の谷のナウシカ
愚かな人間が自然を支配しようとする物語ですよね
ちがうか!
この山陰でも数年で風車の建設ラッシュ
お隣の鳥取県が先行逃げで(?)
R9沿いにもたくさんの風車が見られます。
島根県でも遅ればせながら(?)、
あちこちで設置されるようになりました。
この度、神々が集う出雲大社のすぐ近くに
国内最大の風力発電所が運転を始めました。
新出雲ウィンドファーム
設置されたのは風土記時代からの高級ブランド
十六島のり
めっちゃ、高いんです!
正月の雑煮の時しか食べられません
その十六島
あっと、
「じゅうろくとう」じゃないですよ!
「うっぷるい」と読みます。
そのうっぷるい(十六島)で、
「十六島半島風車道路周遊ウォーク」があり参加しました。
健康ウォーキングをされているグループが企画されていましたが、
私同様風車目当ての人がたくさん参加されています。
参加者は220名超
開会式や準備運動を終えいざ出発!
港町の路地を抜け、山を目指します。
みなさんウォーキングの服装で参加されていますが、
私は仕事の格好で参加していますから、完全に浮いています(大笑い)
木立の中を進み途中「妙本寺」というお寺に立ち寄りました。
ここからは、7基の風車が見れるそうですが霧で全く見えず。
現場を仲良くなったおじさんが、住職さんに話に話を聞かれたら
「風の強い日は風車の音で夜も寝れません!」
だそうです。
その場所では私はそんなに音が気になりませんでしたが・・・・。
220人御一行は移動開始です。
そしていよいよ、建設地への周遊道路に入ってきました。
鳥のさえずりとウォーン ウォーンという音が聞こえてきました。
動画はこちら ⇒
ははっ、
鳥の声しか聞こえない!
風車もよく見ないと見えない!
でも、確かに耳にはよく聞こえるんです
うぉーん ウォーン という音が
(マイクが拾いにくい音域なんでしょう)
さらに進んで行って次の風車
支柱しか見えません。
先端部のナセル(発電部分)やブレードは霧の中!
風車の真下にいても低周波の音が響きます。
天気のいい日なら、目の前は青い海原が広がって、
白い風車が何台も見えるはずです。
残念ですが、私はここで時間切れ。
仕事に復帰しま~す!
関係者の方引き返すことを説明し、
お礼を言って帰路に着いた後ろで
「今回の離脱者は早いね」という声が・・・・。
だはっ、いたって健康なんですけど・・・・。
一人帰る道々道路脇を見ながら下りていますと、
残念ですが、ここもごみ、ごみ
とっても気持ちの良い山道ですが残念です。
そして、住職さんが言われた「音」
今日は風がやんできたので音も小さくなっていたでしょうが、
西風の強い冬などかなりの音がこだますのでしょう。
海外では人家のない場所で設置しているのでしょうが、
日本の場合、うっぷるい(十六島)のように人家がすぐそばということがあるんでしょう。
鳥取県の場合も住民の方の同じ話を聞いたことがあります。
この発電所も民間企業が建設しています。
住民の方へ事前に説明されていることなんでしょうが、
「夜寝れない」
防音対策をぜひしてあげて欲しいですよね!
風も自然からの共生できる贈り物
そのエネルギーを活用する素晴らしい発電設備何ですから、
住民も共生できる発電所であって欲しいと感じました。
また、風力発電を設置したため
十六島湾の海が土砂の堆積で汚れ、魚がいなくなったと聞きました。
地元に人にそのことを聞いてみましたら、
確かに道路建設など工事中はあったそうです。
でも、もうそんなことはないそうです。
今日も防波堤で鯵釣りの人がいました。
天気の良い日にまたこ~よお~とっ
十六島からでした!
by dandaneco
| 2009-06-13 18:40