2009年 05月 25日
三瓶蕎麦と埋没林
いち
に~
さんべ!
そういうわけで、世界遺産登録の石見銀山の町
大田市にある三瓶山です
子供の頃はよくスキーで来ていましたし、
一人で火口へ降りてびくびくしながら写真を撮りにも来ました。
その三瓶に仕事にかまけて、三瓶蕎麦をいただきに向かった
蕎麦屋さんがこちら
蕎麦工房木の香
石西美術館館長さんの一押し
自然薯ざるとろろそば
火曜日から木曜日はお休みですから気をつけて。
元々三瓶は蕎麦がよく作られていたそうですが、
自家消費が多く、このお店も今年が3年目だそうです。
サヒメルの「太陽の秘密展」を見学し、
館内を順路に沿って進んでいくと
ありました!
以前から見てみたいと思っていた
埋没林の杉が どど~んと!
そして、仕事が終わり副館長と話をしていると、
発見現場が公園になっているそうで、
地下10mの発見現場が見れるとか。
こりゃ行くしかないでしょう。
で、こちら・・・・
そして入口を入ると・・・、
階段を降りて根元へ
すごい迫力ですよ!
縄文時代後期、3500年前の杉の木です
この間まで江戸時代のホーランエンヤで歴史を感じましたが、
一気にさかのぼって縄文時代が目の前に!!
そして、サヒメルに展示してあった杉の木を堀出した現場も
小豆原埋没林展示場になっています。
なかは、
このらせん階段を10m降りていきます。
3500年前の土と木の根っこ
この杉の林が立ったまま土砂に埋まっていたんです。
最大の年輪の数は636本、
3500年前のさらに636年前に誕生した杉ってこと?
根っこの部分には三瓶の噴火した時の火石流で流された流木があります。
火石流の上がさらに川となり土砂が徐々に堆積していたそうです。
ここでなぜ、朽ちることなく残っていたのか?
そう思いますよね?
答がしっかり解説してありました。
地中に埋もれた埋没林は地下水に浸っていたそうです。
地下水には酸素がなく、材を食べる菌などが繁殖できず、
ちょうど缶詰と似たような状態で劣化が遅くなったそうです。
三瓶へ行かれた時はぜひ賢学されることをお勧めします。
サヒメルも来月も面白そうな「飛ぶ」展示があるそうです。
蕎麦を食べて、
三瓶を楽しんで、
人が少なくなった石見銀山を見て
キララ多伎でおいしいパンを買って帰る
ぜひ!
by dandaneco
| 2009-05-25 22:08